DJ MINOYAMA氏より…
CLEAN UPの魅力は個々の個性とただただGROOVEだ。
流行に流される事なくオーディエンスに媚びる事も無い。ジャンルも年代も国籍も関係ない。
DJもLIVEもオーディエンスもそれぞれのスタイルでGROOVE出来るか否か。
その結果が20年間の内240日間は同じクラブイベントをやっているという事実だ。
今回のMIXは20周年を記念して制作され20年間をチョコッと体感出来る一枚になった。
今回の"チョコッと"は2000年代だ。
ブラックミュージックの歴史の中でもアンダーグラウンドもオーバーグラウンドも脂っこいピチピチの時期。
従来の2000年代のMIXと違うのは圧倒的な現場感。
BIG PUNISHER、JAY-Z、METHODMANといった時代の顔と呼ぶべき曲はもちろんSQUARE ONE、PEOPLE UNDER THE STAIRS 、LEXICONといったアンダーグラウンドの雄まで収録曲は実際CLEAN UPのフロアを揺らした曲ばかりだからだ。
なんせ未だにCANIBUS / How We Rollでガチ上がるパーティーなのだ。
その"クセ"を未体験の方も楽しんで欲しい。
レギュラー陣はもちろん日本各地のゲスト出演者のシャウトもCLEAN UP、DJ MINOYAMAへの信頼を感じる。
最近20年間のうち約3%の時間をDJ MINOYAMAが費やしたのがCLEAN UP。
お茶の間的にも缶コーヒーのCMでお馴染みだったり数年前のグラミー賞でのDAFT PUNKとのパフォーマンスも感涙モノ。
みんながStevie Wonderを好き。老若男女、国籍問わず全員が好き。みんなが好きって凄い。
基本我が強いといわれるミュージシャン達もジェラスを通り越してリスペクトを送り自らの楽曲にそのソウルとエッセンスを加えたいと熱望する。
これまでも現場でStevie Wonderセットを披露してきたDJ MINOYAMAの今回の作品はタイトル通りにStevie Wonder愛に溢れている。
Stevieが制作に関わったMINNIE RIPERTONの1974年の大ヒットアルバムの「Lovin' You」イントロから「Perfect Angel」で幕開け。
「You And I」「Superstition」「You Are The Sunshine Of My Life」など誰もが耳にしたことがあるだろうStevie Wonderの名曲達のオリジナル音源とはまた一味違ったカバーを中心に、
70年代当時プロデュース、提供した楽曲、もちろんスティービー本人が参加している曲などをSOULからJAZZ、FUNKまでスムーズ且つセクシーなGROOVEで紡いでいく。
音色的にも体温を感じる楽曲達が流れる時間はノーストレス。
良い時間だ。
みんなが好きな時間。
もちろん物好き的にはMinnie Riperton、Quincy Jones、Bobbi Humphrey、Roberta FlackなどStevie Wonderを中心とした当時の関係も垣間見ることが出来たりと違う角度から聴いて深読みしても面白いかもしれない。
お正月でも春の訪れでも6月の結婚式でもハロウィンでもクリスマスでも無く普通の日にも愛はある。
幸い手元に電話もある。
一緒に聴きたいCDがあるって電話するのも悪くない。
大丈夫。
みんなが好きな曲が沢山入っている。
良い時間を。
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